2015年5月23日土曜日

(地方創生)「日本版CCRC」に関する調査報告

 「地方創生」を推進する「まち・ひと・しごと創生本部」から「日本版CCRC」に関する調査報告がありました。

 「CCRC」という単語自体初耳かもしれませんが、地方における「人口減少」に歯止めをかける施策の一つとして注目されており、アメリカでは約60万人の居住者・約3兆円の市場規模があると言われています。

CCRC(Continuing Care Retirement Community)
高齢者が移り住み、健康時から介護・医療が必要となる時期まで継続的なケアや生活支援サービス等を受けながら生涯学習や社会活動等に参加するような共同体。


<調査概要>
1.調査対象
全都道府県及び市区町村(1788団体)

2.調査期間
平成27年3月26日(木)〜平成27年4月14日(火)

3.実施機関
内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局


 以下、注視しておきたいデータの抜粋です 。
「地元産業の振興」「医療・福祉の充実」「妊娠・出産のしやすい環境づくり」等と比べると、まだまだマイナーな施策という感は否めませんが、調査結果からもそんな感じがみてとれますね。




 オマケ的に、道内自治体で「日本版CCRC」を「地方版総合戦略」に組み込んでいる自治体リストもありました。全体的に人口規模が少ない自治体が多いように見えますね。


 ちなみに、CCRCというと「首都圏(東京)→地方」のみで考えがちですが、「札幌→道内自治体」という流れもあるはずです。もうちょっと手が空いたらこの課題でも自主調査しようかなと考えています。

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