2015年6月30日火曜日

「ファンベースで伝える大切さ」を認識した「はじめてのコンサドーレ観戦」

 昨日、部下の相沢直人と一緒に「はじめてのコンサドーレ観戦」を敢行しました。
彼の「コンサドーレ」に対するアツい意気込みは下記エントリーをご覧ください。

<追記:本エントリーを紹介した相沢のブログ。過去最高PVだったそうです>
サポーターへの後押しは、小野伸二と私(あなた)
http://designhokkaido.blogspot.jp/2015/06/blog-post_30.html

上司ファミリーを今日コンサドーレの試合に連れて行くのに伝えたいこと
http://designhokkaido.blogspot.jp/2015/06/blog-post_29.html

 僕にとっては初めての「コンサドーレ観戦」となったのですが、改めて「ファンベースで伝える大切さを実感した経験にもなりました。

「明日のプランニング」著者の「さとなお」さんこと「佐藤尚之」さんにもRT頂きましたm(_ _)m

<ファンベースとは:>

 日本のコミュニケーション・ディレクターとして有名な佐藤尚之さん(通称:さとなおさん)が著書「明日のプランニング」で提唱されている考え方。情報洪水時代と言われ、「広告会社のような情報の発し手が発する情報が地球上にある全ての砂の中で一粒以下の大きさにしかならない現在=”砂の一粒”時代」において、ターゲットの態度変容をもたらすためには「そのブランドのファンをベースにオーガニックな情報として伝達させるためのプランニングが重要」といった考え方。
※だいぶ、意訳させていただきました。この文章量で纏めるのはちょっとツライですね・・・間違ってたらご指摘ください。


http://www.amazon.co.jp/%E6%98%8E%E6%97%A5%E3%81%AE%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0-%E4%BC%9D%E3%82%8F%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%AE%E3%80%8C%E4%BC%9D%E3%82%8F%E3%82%8B%E3%80%8D%E6%96%B9%E6%B3%95-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E4%BD%90%E8%97%A4-%E5%B0%9A%E4%B9%8B/dp/4062883023


 なぜ、「ファンベース」の話を持ち出したかと言うと、僕はこんなターゲットだったからです。

<基本属性>
・37歳男性サラリーマン。
・広告会社勤務。
・「コンサドーレ」にはソコソコ興味があったが、試合観戦経験は無し。
・仕事以外でもコンサドーレの広告には頻繁に接触するものの、生活者としては「完全スルー」
・仕事が仕事なので、時間コンシャス。野球観戦4時間/試合なんてありえない。
・広告屋だけど、TVあんまり見ない。SNSやYoutubeで娯楽は十分。
・「小野伸二」「稲本潤一」選手には興味ある(とはいえ、「ウイイレ由来」の感じは否めず(笑))
・いちおう、仕事絡みのタダ券でサッカー日本代表戦(男子・女子)をそれぞれ一回ずつ見たことがある。
・4歳の男の子と、「歩くの面倒」とゴネる嫁の3人家族。
・色々なところに出かけるのは好き。身体動かすのも好き(でも、デブ・・・)。
・基本的にはケチ(笑)。


 「サッカー関与度」はやや低いものの、年代やアクディブな感じは「コンサドーレターゲット」と言ってもそれほど遠くはないと思います。
とはいえ、一般の広告メディア(特にTVCM)は自身を持って「完全スルー」です。そんな見る暇ない
ですし、使った時間を「外したくない」のでネットでしっかり裏取りするタイプです。

 そんな僕に「コンサドーレ ファンベースの刺客」こと「熱烈コンサドーレサポーター」の相沢直人が襲いかかってきたわけです。

相:

「「仕事人ナイト」っていうイベント日で1,500円で入場できますよ」
「ご家族で座っても大丈夫な席にご案内しますよ」
「会社から札幌ドームまで同行しますよ」
「小野伸二と稲本潤一見れますよ」
「お子さんのチケットもコンビニで代わりに買っておきますよ」
 

・・・まぁ、ここまで言われれば、「行こう・・・かな」って思うわけですよ。
確かに来場前は

小:

「サポーターって怖くね?子供巻き込まれたどうしよう・・・」
「チケットの手配とかメンドくさい」
「球場までの道のり(地下鉄すら)調べるの嫌だ」
「持ち込んでいいもの/NGなものって何だよ!」

・・・って気持ちだったのですが、普段から接している「人畜無害な男」がここまで自信を持って言うのだから「大丈夫だろー」ってなるわけです。


全体の感想として

実際、札幌ドーム内の席に座り、試合が終わるまでとっても快適でした。
嫁さんや子供も「行ってよかった!また行きたい!」って喜んでました。
あと、後半からは「小野伸二」選手が今期初出場し、たくさんのチャンスメイクをしてくれたので僕も大満足。
実際は「レジャーとしての費用対効果」というハードルはありますが、十分リピーターには慣れそうな気がしたわけです。

 
Twitterで発話された「コンサドーレ」と「小野伸二」の回数(Topsy)

 今回は「一個人としての経験」として書きましたが、コンサドーレさんが僕らのようなステータスのファミリー客を獲得するひとつの施策として、このようなエヴァンジェリスト(というか、「いたれりつくせりナビゲーター」w)を育成する施策を展開してもいいのでは?と思った次第です。

 冒頭に「さとなお」さんの著作を引用させて頂きましたが、後日、改めてブックレビュー等書かせてもらおうかと考えています。大変お勉強になる一冊だと思います!^^

2015年6月28日日曜日

札幌界隈におけるプランニング系人材の枯渇について

 数ヶ月前から思っていたことが、最近、現実味を帯びてきたなぁと実感していることを書きます。
なお、今回言及する「プランニング系人材」の定義ですが、以下前提で記載しています。
 
<本エントリーで記載する「プランニング系人材」の定義>
「札幌界隈にある、広告代理店・WEBも含めた制作会社・シンクタンクなど、企画・プランニングを生業としている会社」
※クライアントサイドにおける企画職においても似たようなお話を伺っておりますが、やや自信がないので今回は除外します。
※もちろん、広告代理店における「アカウントプランナー」や「クリエイティブ」の方も含まれます。

 

<目次>

札幌界隈におけるプランニング系人材の枯渇が進んでいる

理由:
1.プランニング業務が増加しているため
2.元々、札幌界隈でのプランニング系人材が少ないため
3.人材採用・定着に関する施策が不十分な会社が多いため


<詳細>

1.プランニング業務が増加しているため

最近、同業他社の方も含めお話する機会も増えているのですが、皆さん口を揃えて言うのが「企画系の人材が雇えない」ということ。知り合いの人材系ビジネスをされている方に「誰かいい人いませんか?」って、こっちも欲しいんですよ(笑)。

 細分化すると、これにはいくつかの理由があると思っています。
ひとつは、「地方創生」に伴う自治体関連案件が増えている点。道内の某所で行われたプロポーザル案件の説明会で参加企業が十数社いたといった話、最近頻繁に耳にします(全社エントリーするとは限りませんが)。ひょっとして、当ブログをご覧頂いている方ともすれ違っているかもしれませんね。

 とにかく、比較的規模の大きなものも含め、案件の件数が増えている実感があります。決して余裕のない体制で、民間の企業向け提案で結構な稼働率で動いている中、これらがプラスオンされるわけです。それはそれはしんどい状況になってきますよね。
(しかも受注できるのは1社。他社のプレゼン費は泡と消えて・・・)
 ちなみに、今年は「(地方創生の)地方版総合戦略策定年度」のため、実施フェーズに移る来年度はもっと忙しくなるのでは?と思っています。
 

 また、札幌にもようやく「デジタルの波」が押し寄せはじめたことも影響していると思っています。

参考ページ:
「消極的理由」による「ネット広告」へのシフト in 札幌

 以前、当ブログでも書きましたが、最近、「広告予算が削られたので、デジタル広告に」的な案件の相談が増えています。今まではTV・新聞で緩くやれた部分も「広告効果」をしっかりと意識し、数字で立証するプランニング業務負荷が高まりやすくなります。ちなみに、僕らのすぐ近くに座っている営業さんは、まるでネット広告屋さんのような会話を毎日お得意と電話で繰り広げています(泣きそうな顔になってるけど(笑)。でも、とっても、いい勉強させてもらっていますよね)

 上記に付随しますが、最近、札幌界隈のクライアントでもネット広告に関する知識をお持ちの方が増えてきたので、この領域に関しては、良い意味で要求水準が高まっていることも影響しているかもしれません。


2.元々、札幌界隈でのプランニング系人材が少ないため

これを言っては元も子もないのですが、こちらも大きいかなと。
東京と札幌の広告業界双方を体験して実感しているのは、「プランニング系業務をしっかりと出来る人が少ない」ということです。

 「何かの広告枠を売る」といった「定型的な業務」を出来る方は多いのですが、統合型の提案や過去の経験値や方法論のない業務が発生した場合、あっという間にスタックします。
結局、「出来る人材」にばかり業務が集中→結果的に処理待ちになる案件が発生→プランニング担当無理をする→心身ともにつぶれる といった負のスパイラルに・・・。

 こういった残念なことになる背景のひとつとしてあげておきたいのは、「札幌広告業界におけるアカウンタビリティ※意識の低さ」。
※お得意に対し、広告効果を数字で計測し説明すること。

「ネットでバズる広告をやりましょう!」
「インパクトのあるCM表現でリブランディングです!」

 自分でタイピングしても指先ちゃんが照れているのがわかりますが、こんな化石のようなことを頻繁に耳にするのもこの地に来てから驚いたこと。
このようなことをおっしゃるプランナーに限って、お得意先のHPアクセス数をウォッチしません。まして、コミュニケーション前後のブランドステータスをPDCA調査で把握するなんてこともしません。

 こういったノリで日々案件対応していると、追い求める仕事の精度が下がります。必然的にプランニングが緩くなり、結果としてプランナーが育たなくなっていきます。


3.人材定着に関する施策が不十分な会社が多いため

これは「プランニング系人材」に限らずの話で、全般的に言えることだと思っています。「人が雇えない、求人広告の反応がない」とよく耳にしますが、そのような会社ほど「人材定着、離職防止」に関する施策が不十分な気がします。

 以前、日本最大手の業務委託会社さんが札幌市内で運営するコールセンターを見学させて頂いたことがあります。札幌は日本国内でもコールセンターが多いことで有名ですが、同社もライバル同様、テレフォンオペレーター人材の採用で大変苦労されていたようです。様々な仮説を検討した上で、同社が行き着いた結論は「人材定着、離職防止」でした。ES調査(従業員満足度調査)や面談を定期的に行い、社員の声をしっかりと傾聴しました。例えば、「女性社員のブーツ置き場を作ってあげる」など、かなり細かく地味な施策もされたそうです。そのような努力の結果、離職率は大幅に低下し、年間数百万円も採用コストが削減できたとか。

 テレフォンオペレーターさんとプランニング系人材の志向する要素は確かに異なる点もありますが、究極的には「人の心」を扱うわけですから共通項は多いはずです。東京は生存競争が激しいので、自然なかたちで日常業務にこのような改善サイクルが組み込まれてるのですが、札幌はまだまだヌルい感が拭えません。

 いままではそのようなやり方でも生きて行けたかもしれませんが、今後、他府県に比べ、道内の労働生産人口が減少するスピードが増す環境等も考慮すると、いよいよ札幌の広告業界はどうにかなってしまうのでは・・・と心配になる今日この頃です。


 以上、長々書きましたが、「これをやればすぐ良くなる!」といった特効薬的なものは無いと思っています。ただ、課題点や悩みは同業他社も同じ部分が多いことも考慮すると、会社の垣根を超えてプランニング系人材を育てるためのアクションを起こすことも面白いかもしれません。まずは、ちょっとした「同業者飲み会」なんかも企画してみようかな(笑)

2015年6月26日金曜日

7月1日スタート!児童相談所全国共通ダイヤル189「いちはやく」及び、消費者ホットライン188「嫌や(イヤヤ)!泣き寝入り」

 2015年6月24日(水)の高橋はるみ知事定例記者会見で
児童相談所全国共通ダイヤル189「いちはやく」及び、消費者ホットライン188「嫌や(イヤヤ)!泣き寝入り」が本年7月1日からスタートする旨の発表がありました。

児童相談所全国共通ダイヤル189「いちはやく」とは:

虐待を受けたと思われるお子さんを見つけた時や、子育てに悩んだ時に児童相談所にすぐに相談していただけるように、全国共通の番号で管轄の児童相談所につながるという仕組み。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/tkk/hodo/kaiken/h27/270624haifu01.pdf

 
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/tkk/hodo/kaiken/h27/270624haifu01.pdf

 

消費者ホットライン188「嫌や(イヤヤ)!泣き寝入り」とは:

さまざまな消費者被害があった時に、誰かに相談をしたいが、どこに相談してよいか分からないというような方がおられた場合に、身近な窓口で相談できるように、全国共通の番号でお住まいの市町村の消費生活センターなどにつながるという仕組み。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/tkk/hodo/kaiken/h27/270624haifu02.pdf

http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/tkk/hodo/kaiken/h27/270624haifu02.pdf

 過去、「小さなお子さんをお持ちの親御さん向けネットリスク啓蒙講座」等をやらせてもらった際、このあたりの情報を調べたことがあるのですが、残念ながらまだまだ減っていないのが実状のようです。こういった広報は道庁含め様々な場所で展開していって頂きたいですね。


 もう少し年上のお子さんをお持ちの親御さんはこちらもどうぞ。

「北海道子ども相談支援センター」開設
http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/09/blog-post_11.html

2015年6月24日水曜日

「出産・育児に関する意識実態調査」リリース!~地方創生シリーズ調査第2弾~

当ブログへの転載が遅くなり恐縮ですが、2015年6月16日(火)に自分と部下の相沢直人が設計・分析した調査のリリースを行いました。

~地方創生シリーズ調査第2弾~

安心して出産・育児ができる基盤づくりは、地方を育む鍵。


https://www.ppi.jp/_sys/wp-content/uploads/2015/06/pressrelease_20150616.pdf


 詳細はリンクしてあるPDFの方をご覧頂きたいのですが、やはり、「出産・育児」のハードルで一番懸念されていたのは「経済的な基盤」でした。例えば、「世帯年収」や「雇用形態」によって、「出産意向」が如実に変わるんですよね。

 あと、「心理面でのサポートや安心して出産・育児できる環境づくり」も若年女性では予想以上に重視されていました。実験的に「生まれ故郷別」に「出産・育児に関する重視点」などを分析してみたのですが、「生まれてからいままでずっと札幌族」と「札幌県内以外の道内に生まれ故郷ある属」で比べると、後者のほうが「心理面でのサポート」に関する点をより重視していることがわかったりしました。

 当リリースをご覧になってご興味持たれましたら詳細なレポート内容をご紹介いたしますので、ご遠慮なくお声がけください。遠隔地の場合は、無料のネット会議システム(Chatworkやスカイプなど)でご対応させて頂きますのでご安心ください。

2015年6月23日火曜日

(無料)「eMark+(イーマークプラス)」で道内有力サイトをウォッチしてみた。

 株式会社ヴァリューズの「eMark+(イーマークプラス)」。
リリースして結構経っていますが、競合サイトウォッチにかなり有用です。もっと評価されてもいいんじゃないかっ!!・・・というアツい思いとともにご紹介。

「eMark+(イーマークプラス)」とは:

ヴァリューズが保持する20万人規模にわたるユーザーのデモグラフィク情報と行動ログを掛けあわせ、自社や競合サイトの行動分析を行えるサービス。


http://www.valuesccg.com/
 

それでは、一連の使い方をご紹介! 

1.無料ユーザー登録
まずは、下記URLにて無料のユーザー登録を済ませてください。
http://www.valuesccg.com/-/free/


2.サイトランキング
指定したURLの「ユーザー数」「ページビュー数」「リーチ率」などをランキング表示できます。ここでは「JR北海道」を調べてみたのですが、「旅行・交通」カテゴリーの中では22位でした。
http://www.jrhokkaido.co.jp/



3.サイト月次推移
こちらは指定したURLのアクセス数推移を月次でウォッチできます。
北海道が誇るプロ野球チーム、「日本ハムファイターズ」で調べるとこんな感じ。
ちなみに、年代や居住地などでユーザー属性をセグメント指定し、グラフ表示も可能です。
http://www.fighters.co.jp/
 


4.ユーザー属性
意外にこの機能が便利です。指定したURLのアクセス者がどのようなユーザー属性(デモグラフィック)か把握することができます。
例えば、北海道新聞WEB版を調べると以下のようになります。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/

「やっぱり、若い方は新聞に興味がないのかな的」なことだったり、


「そりゃ、北海道人が道新WEB見ますよね的」なことがわかったりします。



 ご紹介は以上です。
似たようなツールとしては「Similarweb」などが有名ですが、こちらは詳細なデモグラもわかったりするので競合分析には有用かと思います。なんてたって「無料」ですし、一度ご利用されてみてはいかがでしょうか。

2015年6月20日土曜日

開催間近!「SAPPORO Flower Carpet(サッポロフラワーカーペット)2015」

札幌の新たなお花の祭典
「SAPPORO Flower Carpet(サッポロフラワーカーペット)2015」の開催が間近となりましたっ!!
 
http://www.sapporoekimae-management.jp/%E9%A7%85%E5%89%8D%E9%80%9A%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/%E5%8C%97%EF%BC%93%E6%9D%A1%E5%BA%83%E5%A0%B4/sapporo-flower-carpet2015/

<「SAPPORO Flower Carpet(サッポロフラワーカーペット)2015」とは>
昨年、札幌市北3条広場(アカプラ)のオープニング記念として昨年に第1回目が開催。市民ボランティアや近隣地域の方々など 500名以上の方ととともに、約8万本のバラの花びらを広場に敷き詰め、色とりどりの絵を制作しました。

 日時:6月27日(土)〜6月28日(日) ※最終日は16:30まで
   花絵制作 2015年6月26日(金) ※荒天時は8月30日に順延します。
   展示期間 2015年6月27日(土)~28日(日)
 

 
 先日、道庁参りの帰り道に「札幌赤レンガビル」に立ち寄ったところ、こんな展示イベントもやっていましたね。
昨年同様、6月27日 (土)には「Flower Carpet Wedding(フラワーカーペットウェディング)2015」も予定されているそうです。

 



当日、晴天になればいいですね^^ いまから開催が楽しみです!

地方創生の新たなキーワード「日本版DMO」って知ってる?

 唐突ですが、皆さん、「日本版CCRC」は何の略語か、覚えましたか?

<15年9月20日(日)追記>
当エントリー下部に、他のDMO事例も掲載しております。


CCRC(Continuing Care Retirement Community)
高齢者が移り住み、健康時から介護・医療が必要となる時期まで継続的なケアや生活支援サービス等を受けながら生涯学習や社会活動等に参加するような共同体。

参考ページ:(地方創生)「日本版CCRC」に関する調査報告
http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/05/ccrc.html
 

 

 自分は、最近ようやく諳んじられるようになったのですが、次の刺客がやってきました。
ご紹介します、「日本版DMO」さんです。
 
日本版DMOとは:
Destination Management/Marketing Organization の略。
様々な地域資源を組み合わせた観光地の一体的なブランドづくり、ウェブ・SNS等を活用した情報発信・プロモーション、効果的なマーケティング、戦略策定等について、地域が主体となって行う観光地域づくりの推進主体。
 

 2015年6月12日(金)に行われた「まち・ひと・しごと創生会議(第6回)議事次第」が「まち・ひと・しごと創生本部」のホームページで公開されています。

 
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/sousei/souseikaigi/dai6/gijisidai.html

 この中でCCRC含め様々な施策について掲載されていまして、特に「アツい」のが「日本版DMO」です。

 ようは、地域の観光を盛り上げるために、地元商工会議所や自治体・企業も巻き込んで共同体組織を作り、ガンガン事業推進していきましょう ということでしょうか。

 より具体的な内容については、2014年2月に日本政策投資銀行が公開した下記資料をご覧頂くのが宜しいかと思います。

日本型DMOの形成による観光地域づくりに向けて
http://www.dbj.jp/pdf/investigate/etc/pdf/book1402_02.pdf

 この中で道内の具体的事例として掲載されていたのが「株式会社ニセコリゾート観光協会」。
不勉強でお恥ずかしいのですが、「ニセコリゾート観光協会」が株式会社化されていたの、今まで知りませんでしたorz..(出資比率:ニセコ町50%、町民50%)。

 最近、「地方創生」の追い風を受けて各自治体で様々なプロポーザル案件が公開されています。税金が絡んでいるので仕方がない点もありますが、自治体と民間企業(プロポに応じる広告会社やシンクタンク、事業会社等)が「他人モード」な関係のままだとどうしても詰め切れない部分が出てしまうのはちょっと残念なところ。

 DMOのような組織体を形成すれば、地元商工会議所等も巻き込みやすくなりますし、「アウトプットからアウトカム(成果)」といった部分もより真剣に目指せるようになるのでは?と思うところです。

<DMO参考ページ>
 「地方創生先行型」の不採択事業の指摘が結構スゴイ・・・
http://sapporomkt.blogspot.jp/2016/01/blog-post.html

「日本版DMO」設立が地方自治体でプチブレイク?~地方創生先行型の交付対象事業
http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/11/dmo.html

世界のDMO~「アルベルゴ・ディフーゾ」って知ってる?
http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/09/dmo_12.html

イタリア発のDMO~「チッタスロー」運動ってご存知?

http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/09/dmo_13.html

日本版DMO~「美しい村連合」について調べてみた。
http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/09/dmo.html

2015年6月17日水曜日

高橋はるみ知事の記者会見をテキストマイニングしてみた。

 唐突ですが、高橋はるみ知事の「知事記者会見」ページってご覧になっていますか?
こちら、高橋知事と記者団が定例で記者会見している様子を全て「書き起こしている」ページです。
※配布資料もPDFで掲載されるので、「地方創生」の情報ソースとしても結構有用です。



 
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/tkk/hodo/kaikenhyoushi.htm


 この書きお越し、重複した言葉づかい、明らかな言い直しがあったものなど以外は高橋知事の発言そのままが掲載されるので、現場の空気感などもわかって読むだけでも楽しいです。

 その一方、仕方のないことですが、本当に「書き起こし」なので「文字たくさん」でちょっと疲れます。
でも・・・全部読まずに、大体の筋だけ知りたいのも人情ですよね?
ということで、今年度における高橋知事の記者会見コメントを全部集めてテキストマイニングしてみました。

<以下作業内容>

・今年度における高橋知事記者会見における知事の発言を全コピペ。
・ただし、コピペ範囲は、冒頭の「知事からの話題」に限る。
※「記者からの質問」は質問者である記者の話題選定に左右されるので除外しました。
・時期は、2015年4月15日~6月15日までの計8回分。
・合計文字数:19,027文字!!

<結果>

とりあえず、Rstudio上でRMeCab使って出現回数の多かった名詞をwordcloudにしてみました。
まぁ、これだけでも何となくですが、わかりますよね。


 ちなみに、こっちが動詞版。「する」が180回と極端に多かったので、意図的に外しました。
原形になるので、「ござる」になるでござる。


 これじゃアレなので、とりあえず、棒グラフも作ってみました。まずは「名詞」バージョン。
「推進」が26回出現していますが、「地方創生」でにぎわっていることも原文を見ると影響していますね。
 また、「人口減少克服」に関する発言が多くなっていることも、「女性」(13回)、「子育て」(8回)が頻出している一因のようです。


 こちらは「動詞」バージョン。「取り組む」(8回)、「目指す」「掲げる」(それぞれ5回)等、政策立案や目標達成に関る意気込みを感じさせる言葉が多く出現しているようです。


 また、いつものパターンでMDS(多次元尺度構成法)やネットワーク分析も載せておきます。
異なるツールを使っているため、ちょっとだけ出た感じが異なっているのはゴメンナチャイ。


 ネットワーク図の右側には、「インバウンド観光客対策の強化」といった文脈も見て取れますね。


 以上です。
 テキストマイニングを活用すると、5分程度で19,027文字を「なんとなく」ですが、感じとることが出来ますよね。最近は無料で様々なテキストマイニングツールが公開されているので、ご興味ある方は是非一緒にお勉強してみませんか?^^

2015年6月13日土曜日

(無料!)地盤に関する情報を瞬時に地図化「地盤サポートマップ」

昨晩、部下の相沢直人から
「小田さん、こういうの好きでしょ?」と紹介された地図サービス。

LIXILグループ ジャパンホームシールド(JHS)株式会社
「地盤サポートマップ」

http://www.j-shield.co.jp/1million/cp2.htm

うん、大好き。ご名答です(笑)


 こちら、地盤調査・解析から基礎・地盤設計支援などを行っているJHS社が無料で公開している地図サービスです。
事前登録なしに、どなたでもすぐに利用出来ます。
※「推奨ブラウザ」は「Internet Explorer 10以上、Google Chrome」とありますが、僕のLinuxmint環境ではFirefoxでもいけました。
※ちなみに、当ブログで頻繁に紹介する「地域経済分析システム(RESAS:リーサス)はChrome(クローム)でしか見えません。

操作画面は非常に簡単なので、特に迷うところはないと思います。

「地盤サポートマップ」にアクセスすると、とりあえず、こんなダイアログが表示されます。
とりあえず、「同意する」ボタンを押してください。



ためしに「札幌市」で検索してみましょう。
デフォルトでは、地盤の強さを表す「地耐力」マップが表示されます。
札幌の北側と南側ではずいぶん違いがあることがわかりますね。


「地耐力」の他にも様々なデータが用意されており、ひとつのマップに組み合わせて表示することも可能です。例えば「地震時の揺れやすさ」を併用すると、「地耐力」の強弱と関係性があることがしっかりわかりますね。


続いて「液状化の可能性」。前述のマップを見た上で眺めると、このような結果になるのも納得できますね。


他にも様々なデータが確認できますので、小さなお子さんをお持ちの家庭で「いざっ!」というときのための予備知識としても役立ちそうですね。あとは、不動産関連企業さんであれば、例えば、事前に買収用地のリスク分析に使ったりと色々活用できるかもしれませんね。

2015年6月11日木曜日

北海道にも来るかっ!?Airbnbによる民泊ブーム。

今日は「民間での宿泊施設(民泊:ミンパク)」のお話です。

<10月28日(水)>
11月に開催される同社の札幌セミナーについて文末に追記しました。

==================(記事引用)==================
民家に旅行客宿泊可能に…規制改革で自民提言へ
読売新聞 6月11日(木)8時42分配信

 自民党がまとめた規制改革の提言案が10日分かった。

 旅館業法を見直し、自宅で旅行客を有料宿泊させることを可能とするなど、安倍政権の看板政策である「地方創生」を後押しする規制緩和策が柱となっている。

 提言案は、同党の日本経済再生本部の規制改革推進委員会(委員長・後藤田正純衆院議員)が10日の会合で取りまとめた。近く政府に提出し、今月中に取りまとめる政府の成長戦略などに反映させるよう求める。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150611-00050000-yom-pol
==================(記事引用)==================


 「地方創生」の一環として「まち・ひと・しごと創生本部」の提言にも「空家活用」や「長期滞在を見据えた新しい観光・滞在のかたち」的な文言が増えておりますが、いよいよ、動き出す・・・カモな感じです。

 その中でも「民泊」は大きなイシューになりそうですが、現行法ではホテルや宿泊施設と同等の対応が求められます。そのため、規制緩和や条例整備が必要と以前から指摘されていましたが、「地方創生」の追い風もあって一気に動き出すかもしれませんね。
その場合、既存宿泊業者の新規事業展開や民泊居住者への保険サービス等、色々周辺ビジネスも盛り上がるかもしれません。

 ちなみに、「民泊」で世界的に有名なサイトとしては、「Airbnb(エアービーアンドビー)」があげられますが、日本でも除々に賑わってきているようです。まだ利用したことはありませんが、先日ゴールデンウィークの宿泊先として検索したところ、結構埋まっていて驚きました。

 

 北海道観光は特に移動時間が長くなるため、このような長期滞在促進につながるサービスが浸透すると良い影響をもたらしてくれるかもしれませんね。

札幌での無料セミナー開催!


 おっと!朗報だい!
なんと札幌で「Airbnb」の無料セミナーがあるそうですよっ!
これは見逃せないです。せっかく申し込みましたっ!!


Airbnb(エアビーアンドビー)について~暮らすように旅をしよう。アメリカ発の空き家・空き部屋シェアサービス~

 


Airbnb Japan 株式会社 代表取締役 田邉泰之氏

セミナー内容: 内外問わず様々な分野において、マーケティングや経営業務を経験されてきたAirbnb Japan(エア ビー アンド ビー ジャパン)株式会社 代表取締役 田邉泰之様にご登壇いただきます。
開催日時: 2015年11月17日(火)18:00~20:00
開催場所: キャリアバンク株式会社 セミナールーム
      札幌市中央区北5条西5丁目7番地 sapporo55 5階
参加料: 無料

<申し込みURL>
http://www.career-bank.co.jp/openseminar/

【Bookreview】「知りたい分かりたい人の体験する機械学習」

 「知りたい分かりたい人の体験する機械学習」本についてのご紹介です。
データマイニング関連の書籍としてはかなり珍しい「Weka(ウェカ)」の使い方を紹介していたので即購入しました。個人的には大満足の内容でした。

http://www.amazon.co.jp/%E7%9F%A5%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84%E5%88%86%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84%E4%BA%BA%E3%81%AE-%E4%BD%93%E9%A8%93%E3%81%99%E3%82%8B%E6%A9%9F%E6%A2%B0%E5%AD%A6%E7%BF%92-%E9%AB%98%E6%A9%8B-%E4%BD%91%E5%B9%B8/dp/4897979897

<そもそもWekaって何?>

Weka (Waikato Environment for Knowledge Analysis) は、ニュージーランドのワイカト大学で開発した機械学習ソフトウェア。無料で使えます。

 以前からGUIで処理するデータマイニングソフトは気にはなっていて、似たようなソフトの「RapidMiner」も遊びで動かしたことはありました。ただ、Wekaでいう「KnowledgeFlow」のような作業プロセスをGUIで設定するやり方が、自分の頭の中になかなか定着しなくって挫折したんですよね・・・。
 

 そんな方にこの一冊は向いているかもしれません。
具体的に「いいね!」と思ったのは以下の点です。

1.機械学習の基礎が学べる

 「教師あり機械学習」と「教師なし機械学習」の概要がわかりやすい図表つきで記載されています。「教師あり・なし」は普段からわかったようでわかっていない点だったのでとても参考になりました。

 教師なし機械学習:
 ナイーブベイズ、サポートベクターマシン、決定木、ニューラルネットワーク

 教師あり機械学習:

 相関ルールマイニング、クラスタリング


 2.自然言語処理も学べる

  自然言語処理の基礎と形態素解析に使うMeCabの使い方も載っています。後者の方は、ほんのちょっとですが、Webを見れば十分な情報があるので問題ないかと思います。重要なのは、Wekaとの併用で実用的に紹介されていることですね。


  3.「KnowledgeFlow」の使い方が理解できる!

  もうね、これが一番の魅力ですよ。「CSVでデータを突っ込む」「不要なデータを削除する」「データの中身を見る」「(決定木で)分類する」といったひとつひとつのプロセスをGUIのパーツに置き換える思考プロセスがしっかり理解できます。試しに作ったのが下記ですが、たぶん、どななでも使えると思います。


※Wekaにはバージョン3.6系と3.7系があります。後者でないとこの本に記載された内容は実行出来ないようです。また、自分はLinuxmint17で動かしましたが、「ソフトウェアの管理」「Synaptic」「apt-get install」でインストールすると3.6系が入ってしまうので、直接本サイトからダウンロードしてください。


 
 全体的は大満足だったのですが、唯一、「うーん」と思った点は、実際のオペレーション説明が「決定木」しかなかったこと。お値段的にもリーズナブルだったので仕方なかったかもしれませんが、出来ればもうひとつぐらい手法を載せて頂きたかったです(「相関ルールマイニング」希望)。

  実際、自分もそうなのですが、「まぁ、やろうと思えばRstudioでもいいか」と思う節もあるので、Wekaを日常的に使うためにも、実用的な手法は2・3個出来るようになった方がいいと思うんですよね。

 第2弾出版されましたら購入します!

2015年6月10日水曜日

土の味も、虫の味もしない!ユーグレナ&バナナスムージーを飲んでみた。

 今朝、コンビニ立ち寄ったところ面白いスムージーがあったので買ってみました。
「ユーグレナ&バナナスムージー」。


 「ユーグレナって何?」と思う方、実はこれ「ミドリムシ」のことなんです。
実際、パッケージの背面を見ると「ユーグレナグラシリス」と書いてますが、これ「ミドリムシ」の英語表記(Euglena gracilis)でございますよ。
気になるスムージーの味ですが、土の味も、虫の味もしない、普通に美味しいバナナスムージーでございました(笑)

 さて、どうして「ミドリムシ?」と思うかもしれませんが、実はこの生き物、ものすごい栄養価が高いことで知られています。また、バイオ燃料にも転用できることで以前から注目されていましたが、2005年12月に株式会社ユーグレナが大量培養に成功してから一気に火がつきました。

http://www.euglena.jp/

 ちなみに、「ユーグレナ」の検索ボリュームをGoogle trendで調べるとこんな感じ。検索数だけでなく、売上も絶好調らしいです。



 また、こちら、興味深いのですが、同社ホームページに記載されている資本提携先。



 なんと、日本が誇る広告会社の巨人:電通さんが資本を入れているのですね。同社がまだ本格的な成長に入る前から諸々下支えされていたようでして、さすが先見の目がある会社さんだなぁと感じた次第です。

2015年6月9日火曜日

北海道庁も「女性の活躍応援自主宣言」に参加!

 平成27年6月3日(水)に高橋はるみ知事の定例記者会見がありました。
席上、北海道庁も「女性の活躍応援自主宣言」に参加した旨が発表されました。
 
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/tkk/hodo/kaiken/h27/2700603haihu01.pdf



 こちら、人口減少が著しい北海道において、女性の活躍の場をもっと増やすために道庁や民間企業が一体となって立ち上げたものです。
既にニュースにはなっていたのですが、北海道庁が参加していなかったことは知りませんでした。

 詳細の文面は下記リンクからご覧頂きたいのですが、興味深いのは、各施策について具体的なKPI(数値目標)が掲げられている点ですね。

<例>
・子どもの出生時における男性職員の5日以上の休暇の取得率:100%
・子育て中の職員の時間外勤務時間数:年間360時間以内
・女性職員へ助言等を行うメンターについて、今後5年間で65名の配置を目指します。



 「地方創生」においては、「アウトプット(やったこと)からアウトカム(達成内容)」が重視されていますが、道庁さんもこれだけ数値目標を掲げる時代になったのは時代の流れを感じますね。

2015年6月8日月曜日

【3000円でも安い!】「定山渓 鶴雅 森の謌(もりのうた)」ランチバイキングと日帰り入浴

 先日、家族サービスで「定山渓鶴雅リゾートスパ森の謌(もりのうた)」のランチバイキングと日帰り入浴に行ってきました。
 以前から嫁さんに熱望されていたのですが、以前、当日に行こうと思い電話したところ「予約で一杯です」と。さすが札幌界隈でトップクラスの人気を誇るランチバイキング。
今回は、しっかり数日前から予約入れての訪問です。

 



<「定山渓鶴雅リゾートスパ森の謌(もりのうた)」とは?>

北海道随一の高級宿グループである「鶴雅グループ」が「ホテル新定山渓ゆらら」を買収して2010年にオープンした宿。「おとぎ話に出てくるような、豊かな森の物語を。」をコンセプトに、周囲の森とひとつづきのような空間づくりがされている。
特にランチバイキングのクオリティーがとても高く人気を集めている。



 たくさん、館内の写真もとったので一挙にご紹介します。
まずはエントランスから。「森の中にたたずむいいお宿」 感、しますでしょ。


 奥に見えるのは、「別荘コテージ」です。露天風呂付きの高級なお部屋。いつか泊まってみたいなぁ・・・。


 続いては、「森の謌」名物の「森ラウンジ」。草原っぽさを感じる緑のじゅうたんがフカフカしていて気持ちいいです。また、暖炉でマキを燃やした匂いがかすかに感じられて不思議なぐらいリラックスした気分になれます。夕食後は、ここでマシュマロを焼いて食べることも出来ます。

 自分は、阿寒の鶴雅ウイングスの暖炉でマシュマロ焼きを体験したことがあるのですが、4歳の息子も大喜びでした。単に、食事や温泉といったハードだけではなく、このような「旅の楽しみ」も味わえるのが鶴雅グループの素敵なところですね。


 こちらはラウンジ横から天井を撮影した写真。静止画だと分からないと思いますが、この糸のような光は「水」なんです。特殊な仕組みのようで、普通の水よりキラキラしてとても綺麗です。


 続いてラウンジにあった音響施設。実は、鶴雅グループの大西社長は大の音響マニアさんらしいです。当館以外にも鶴雅グループの各お宿には立派なスピーカーが配置されており、極上のサウンドを楽しむことが出来ます。



 あとは、バイキングスペースの様子です。
我が家は4歳の男の子がいるのですが、直ぐ横には赤ちゃん連れのご家族も。
騒いで他のお客さんにご迷惑がかからないように、出来るだけ入り口近くのお席に配する心配りも憎いぜ、鶴雅さん^^


 実は、我が家は結構「鶴雅ファン」でして、今まで、「阿寒 鶴雅遊久の里(天河)」「阿寒 鶴雅ウイングス(HAPO:ハポ)」「網走 北天の丘(オホーツクバイキング コタ)」でもバイキングを食べた経験がありますが、個人的には、「森の謌」は「天河」に並ぶほど満足度が高かったです。

 ブログで載せるつもりがなかったので、ゴチャゴチャした盛り付けで申し訳ないですが、品数が多く一品ずつ運んでも3皿盛っても足りないぐらい。女性に人気になるのも頷けます。

 また、写真は撮っていないのですが、こちらのスイーツも品数豊富で甘党の僕は感涙ものでした。


 食事の後は、日帰り入浴を利用したのですが、思っていたよりもお客さんの人数が少なくて、息子と一緒にのびのび入ることが出来ました。入浴スペースは撮影出来ないので、同ホテルのホームページをご参照いただきたいのですが、途中のスペースには印象的な木造彫刻がいたるところにあって楽しめます。





 最期に「森の謌 ランチバイキング+日帰り入浴プラン」のご紹介。繰り返しになりますが、大人気なので、事前予約のお電話はされたほうがいいです!

<ランチビュッフェ+日帰り入浴プラン>
■料金
大人 ¥3,000(税別)
小人 ¥1,900(税別)(2歳以上小学生)

■ランチビュッフェ(詳細)
11:30?15:00(ラストオーダー14:00)
お席に限りがございますので、お早めにご予約ください

※ご予約優先ですが、ご予約なしでご利用の際は
10:30よりレセプションにて受付いたします。
※前・後半入替え制
①11:30~12:50 ②13:00~15:00

■日帰り入浴
11:30?15:00(最終入場 14:30)
バスタオル、フェイスタオルはホテルにてご用意しております。浴場内には、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープを備えております。

 来月は、同じ鶴雅グループの人気宿「しこつ湖 水の謌」のランチバイキング+日帰り入浴に行きたいなと考えています^^

<参考ページ「定山渓鶴雅リゾートスパ森の謌(もりのうた)」>
http://www.morino-uta.com/


<鶴雅関連エントリー>
「鶴雅ビュッフェダイニング札幌」が3月1日より新サービス開始!
http://sapporomkt.blogspot.jp/2016/02/31.html

 (もっと早く行けば良かった・・・)鶴雅ビュッフェダイニング札幌のランチバイキング
http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/12/blog-post.html

鶴雅グループが函館に進出!!
http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/07/blog-post_8.html

本日(6/22)より「大沼鶴雅オーベルジュエプィ」先行予約開始!!
http://sapporomkt.blogspot.jp/2016/06/622.html

スイーツの品数が2倍!?鶴雅「森の謌(うた)」のランチバイキング
http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/09/2.html

「しこつ湖鶴雅 水の謌(うた) ランチビュッフェ」に行くので口コミを分析したの。
http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/11/blog-post.html

オフシーズンこそ「あかん湖鶴雅ウイングス!」〜家族連れには最高な宿。
http://sapporomkt.blogspot.jp/2016/03/blog-post.html

2015年6月5日金曜日

ニセコ町の基礎データをリーサスでサクッと作ってみた(1時間限定で)

 当ブログで何度もご紹介している「地方創生」の重要分析ツール「地域経済分析システム:RESAS(リーサス)」。通常の業務で活用される方もいらっしゃると思いますが、「特定自治体の大まかな人口動態や人の流れ等の基本情報」をサクッとまとめたい時にとても役に立つシステムだと思います。
※「リーサス 見れない」等のワードで検索されている方が多いようですが、当システムはGoogleのChrome(クローム)ブラウザでないと表示されません。ご注意を。


 実は先日、とある用事があり「ニセコ町の基礎情報」をまとめる必要がありました。時間は1時間ぐらいしかなかったので、クオリティよりもスピード重視で作った内容です。
分析コメントとか無いですから、ほんと期待しないでください^^;

データソースはほとんどがリーサスですが、一部、日経新聞の「人口減少マップ」も利用しています。

http://www.slideshare.net/KazuyaOda/150603-49028611



 手間をかければもっともっと良いものは出来ると思いますが、これがタダで、しかも1時間で出来ちゃう世の中って、本当に便利になりましたよね。
ちなみに、もし時間があれば、これに経産省の「生活コストの見える化システム」データも入れられるといいかも。


経済産業省「生活コストの「見える化」システム」が超絶便利。
http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/04/blog-post_8.html


 元々は「地方創生」に資するための仕組みですが、このような仕組みが一般企業のプランニングに活用される流れってウキウキしますね。

2015年6月4日木曜日

札幌アピア店「ミートギャング」のランチが激安っ!(15年6月まで)

 本日(15年6月4日(木))、札幌アピア店に今月オープンした
「肉屋の肉バル ミートギャング 札幌駅アピア店」に行ってきましたっ!!

http://www.aix-group.co.jp/food/meat-gang/


 な、な、なんと!15年6月末までオープンキャンペーンにつき、
ランチタイム限定となりますが、「リブロースステーキ150g」が500円!
しかも、しかもですよっ!ライス、サラダ、ドリンクがお代わりし放題!!
 

 もうね、11時20分ぐらいから並びましたよ。
さすが人気店ということもあり20分ぐらい待ちましたが、この金額なら全然苦になりません。
 



 座席についてから、お肉が焼きあがるまでサラダとドリンクを取りにいきました。ドリンクはアイスウーロン茶とアイスコーヒーの2種類です。

 
きたーっ!!!

 

 注文から10分も経たずにお越しになったステーキちゃん。待ってましたっ!
ちなみに、店員さんのお勧めにしたがって焼き加減はミディアムです。
ナイフで力を入れる必要がないほどの軟らかい噛み応えとジューシーな肉の味で大満足でした!

 お昼時間帯は結構並ぶことが予想されますので、出来るだけ早めの時間に並んでくださいねっ!!

<こちらもどうぞ>
「串鳥」の新業態「イタリアン&ワイン酒場」のお店「TANTO(タント)」に行ってきた!
http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/03/tanto.html

札幌ランチバイキングのイチオシ、「鳥一心」に早速行ってきた!!
http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/01/blog-post_31.html